最低?いや、最高のアメコミ映画 DEADPOOL
日本のアメコミファンの間でも人気キャラ、DEADPOOLの映画がついに!
ってことで観てきましたよ。
ネタキャラ、ネタ映画と思っててそこまで期待してはいなかったのですが、蓋をあけてみれば大傑作でした!
私自身の前知識は格闘ゲームやアニメのみで、原作コミックは未読です。
劇中に他のアメコミ映画や名作映画のパロディもありますが、初回作なので基本的には誰でも楽しめます。
そして、これは紛れも無くデートムービーです!!
恋人がいる人は是非カップルで行きましょう!!
目次
下品で最低ヒーロー?
R-15指定を受けている通り、下品でグロいので確かに子供には見せられない。
ですが、そこを受け入れられたら本当に愛せるキャラ、映画でした。
ヒーロー映画のフォーマットを守りつつ、斬新な展開
ヒーロー映画一作目には欠かせない誕生秘話、ロマンス、コスチューム手作りといったものは踏まえたうえで、DEADPOOLだからこその展開が飽きさせません。
マスクの目の演技のCG処理も絶妙で国産ヒーローとはまた違った仮面の演技を見せてくれます。
(一般邦画の人気俳優の顔は出さなきゃという発想とは大違いで好感持てますね)
ストーリー展開も、アクションの緩急、シリアスとギャグのバランスが上手い。誕生秘話パートって結構ダレやすいんですが、うまく処理したなぁ、と感心しました。
108分という上映時間もありますが、あっという間でした。そしてもっと観てたい!って思いますね。
見た目はバカ映画、ネタ映画っぽいですが、伏線の張り方がとても緻密でした。
細かいネタは分かる人にはフフッ
日本人には馴染めにくいアメリカンジョークもそうですが、細かいネタも笑えます。
MARVELのライバル会社DCコミック陣営のグリーンランタンを異常に嫌ってたり、恒例行事のスタン・リー先生がお元気そうでなによりだったり・・・
主人公以外のヒーローとヴィラン(悪役)は?
他のアメコミ映画と違って全員パワータイプ系の能力だな、と思いましたが、皆キャラが立ってるので全然問題ない!
ただ、ヴィラン側は見た目が普通の人間のままなのがなんともでしたね。
結局本当にデートムービー?
デートムービーです!
ちょっとグロかったり下品だったりおっぱい映ったりしますけど、子供や下品が嫌いな人にはオススメできませんが、アメコミ版美女と野獣です!
ちなみに吹替での鑑賞でしたが、声優陣もとてもマッチしていて最高でした。
あとエンドロール後も映像があるので明るくなるまで帰らないように!
★★★★★
鑑賞料倍、3倍出しても損しないくらい大好きな映画になりました!