わんだーうーまん
先日のスパイダーマンが大傑作でアメコミ気分のままワンダーウーマンを鑑賞してきました。
以前にも書いたバットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生で主役二人を食いまくって大活躍したワンダーウーマンの単独主役作品ということで期待大!
思ってみればハードル上げすぎてたのかな、とも思います。
(ネタバレと酷評があります)
まず、今回から冒頭にDCEU(DCエクステンデッド・ユニバース、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバースのDCコミックス版)の専用ロゴができてました。
一瞬お!?と思ったものの完全にMCUを意識(パクリ?オマージュ?)したものでうーん……。
まぁ、そんなことは些細なことなので気を取り直し本編に。
目次
だるくて長い長い長い序章
アメコミヒーロー映画にありがちな誕生秘話から始まります。
そこまで知名度のあるキャラクターというわけでもないからか、しっかり、じっくり、くどくど、ながながやります。
アマゾンの一族の古代っぽい街が舞台ですが、CGが下手なのかものすごく平面感のある不自然な画。
まったくワクワクしない絵画風アニメ。おしゃれ感出そうとして逆にダサくなってないですか?店舗悪いし。
まだ昔話が続く子供時代
延々とバックボーンの説明が終わってもまだ序章。
子供時代が続きます。たるいドラマとババアのコスプレを見つつ我慢我慢。
満を持してガル・ガドットasワンダーウーマンの登場
この作品唯一にして最大の魅力ポイント、ガル・ガドットが登場。
バットマン〜でも実感しましたが、超絶美人の説得力と画面映え力はここでも発揮。
軽装の戦闘服でも画になります。
ようやく最初の見どころ?戦闘シーン
派手な戦闘シーンもかなり経ってから。
でも、この戦闘シーン、派手っぽいだけで単調でいまいち見応えがない。
同じような構図、同じような動き、意味もなく無駄に多用されるスロー。
詰める時間がなかったのか、見せ方下手なのか、全然盛り上がらないです。
現代文明とのカルチャーギャップコメディ要素ってさ、
ひと盛り上がりのあと、現代人(時代はWWIですが)と出会い、カルチャーギャップコメディが始まります。
(それって男女は逆だけどソーじゃん)
シーン的にまあ良かったロンドンパート
ロンドンに舞台は移り、ガルの七変化や、コメディ的な展開は結構面白くて見てられます。
しかしながら、そのあとのシーンはメモも取る気にならないくらい正直もういいや、と思ってしまいました。
まとめ
ガル・ガドットに頼りすぎ。演出も脚本も全然練られてなくて141分も見てらんない。
(141分という上映時間はバットマンビギンズと同じ。意識してるのか偶然なのかわからないが、意識してるならそのやり方じゃ141分もよく持つと思ったなあ)
バットマン〜で期待してただけに非常に残念。
もはやアメコミ映画としてDCEUはMCUと1段どころか4段5段くらい落ちるシリーズになっちゃったなあという印象ですね。
次回のジャスティス・リーグはまだバットマンもスーパーマンも出るからなんとかなるにしてもその後は……。
さ、切り替えて次はマイティ・ソー/バトルロイヤルソー ラグナロクに期待しましょう。